Laravel開発環境をgitでコミットする際の注意点
Laravelでローカルに開発環境を構築し、GitHubやbitbucketなどでバージョン管理を行う際の注意点を解説します。
Laravelの開発環境の構築は「PHPフレームワーク「Laravel」の開発環境を構築する」を参照してください。
いくつかのディレクトリ・ファイルがコミットできない
ローカルからディレクトリを選択しリモートリポジトリを作成し、データをコミットしても一部のファイルがアップロードできていません。
ディレクトリでは「vender」がコミットできていません。
この状態で別の環境からデータをプルしてもエラーが出てページを表示することができません。
なぜコミットできないのか?
なぜ「vender」ディレクトリがコミットできないのか?その理由は、Lravelをインストールした時点で配置されている「.gitignore」に記載されている内容からわかります。
※「.gitignore」は不可視ファイルのため不可視ファイルを見える状態にする必要があります。
この中に記述されているファイル、ディレクトリはコミット時に無視されるリストとなっています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 | /node_modules /public/hot /public/storage /storage/*.key /vendor .env .env.backup .phpunit.result.cache docker-compose.override.yml Homestead.json Homestead.yaml npm-debug.log yarn-error.log |
なぜvenderが除外されるのか?
なぜvenderディレクトリが除外されるのかですが、各環境に依存するため、環境ごとにcomposerからインストールするのが望ましいからのようです。
開発環境にデータをプルしたのち「install composer」コマンドでインストール可能です。
インストールされるライブラリのバージョンは「composer.lock」で管理されているため、他のファイルとのバージョン違いによる不具合を回避することができます。
無理矢理コミットする方法
「.gitignore」からアップロードしたいファイル、ディレクトリ名を削除することでコミットすることは可能です。
以下は「.gitignore」から「/vender」を削除した状態です。
venderディレクトリがコミットできる状態になっていることがわかります。
ただし、venderディレクトリはファイル数が6000を超えるので、コミットすることは推奨されていないようです。
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