Apple AirPods Pro[MWP22J/A]の偽物(コピー品)を正規品と徹底比較

前回、メルカリやラクマで頻繁に販売されている「AirPods Pro[MWP22J/A]の偽物(コピー品)」を中国から購入した記事を書きましたが、商品が到着しました。購入から到着までやく1ヶ月かかりました。

AirPods Pro パッケージ(化粧箱)を比較

まずはパッケージ(化粧箱)を比較してみます。
左もしくは上段が正規品のAirPods Pro[MWP22J/A]、右もしくは下段が偽物(コピー品)のAirPods Proです。

パッケージ(化粧箱)前面

色味がかなり異なりました。正規品は黄味がかっていますが、偽物(コピー品)は青みがかっています。AirPods Proのイヤホンのプリントも正規品に比べて偽物(コピー品)は多少粗い感じがしましたが、凹凸はどちらもあります。
色味に関しては正規品と比べなければわからないと思います。

パッケージ側面

シリアルの記載などのシールは販売している国によって違うと思いますが、偽物(コピー品)は左側シールには日本語での説明があるのに右側にはJANコードの記載がありません。

偽物(コピー品)にもシリアルの記載があるのでAppleのサイトで検索してみました。
なんと2020/4/19頃に購入した形跡のあるシリアル番号でした。
シリアル番号も正規のものをコピーしているようです。

Appleのロゴ部分はほぼ見分けがつきません。

こちらもロゴ同様見分けがつきませんでした。

パッケージ(化粧箱)裏面

内容は全く同じですが、印刷している位置、テキストの間隔が微妙に異なります。
こちらもパッケージ前面同様、正規品と比べなければわからないと思います。

パッケージ(化粧箱)の重量

パッケージ(化粧箱)の重量も比較してみました。正規品、偽物(コピー品)共にAirPods Pro本体は入れずに計測しています。

正規品が181.0g、偽物(コピー品)が109.5gで71.5gの差がありました。

AirPods Pro パッケージの中身を比較

次にパッケージの中身の付属品などを比較します。

冊子類が入ったケースもパッケージ同様色味が異なります。

本体が入っているケース部分が正規品は紙でできていますが、偽物(コピー品)はプラスチックでできていました。

ケーブルやイヤーチップを収納しているケースも正規品は紙で、偽物(コピー品)はプラスチックでできていました。

ケーブルも色味が異なりましたが、Lightning to USB TYPE-Cのケーブルが付属していました。

イヤーチップのケースは見分けがつきません。偽物(コピー品)の方がやや雑な作りかなと思う程度でした。

イヤーチップケースの外見は見分けがつきませんでしたが、中身はかなり異なりました。
正規品はケースの蓋部分にイヤーチップがはまる凹凸がありますが、偽物(コピー品)にはありません。
また、サイズの記載も偽物(コピー品)にはありません。

イヤーチップを取り外すと、正規品はイヤーチップをはめる作りになっていますが、偽物(コピー品)はイヤーチップを置いているだけでした。

AirPods Pro イヤーチップを比較

イヤーチップも多少色味が異なりました。

耳垢やゴミの侵入を防止するメッシュはどちらもありますが、偽物(コピー品)は作りがかなり雑でした。

また、偽物(コピー品)はサイズの表記がないのと、本体に取り付ける部分が、正規品とは作りが異なるようです。

AirPods Pro 冊子類を比較

冊子類も色味が異なります。
また、四隅の角をとって丸みのある作りになっていますが、偽物(コピー品)はかなり雑な作りです。

中身ですが、これも販売する国によって異なる可能性がありますが、正規品は日本語表記があるのに対して偽物(コピー品)は、日本語の表記がありません。また、英語部分は中国語であったりとかなり違う部分がありました。

本体を保護しているビニールですが、正規品は裏表マットな感じですが、偽物(コピー品)は表はマットで裏はツルツルしています。また、取手部分に横線の印刷の有無が異なりました。

AirPods Pro ケースを比較

充電ケースはパッとみた感じは同じですが、充電のランプ部分が、正規品はランプの上にマットなカバーをしているような感じに対し偽物(コピー品)は剥き出しな状態です。

裏面は見分けがつきにくいですが、ヒンジの金属部分が正規品がマットな感じに対し、偽物(コピー品)はぎらつきがありました。また蓋の開け閉め時に偽物(コピー品)はかなり安っぽい作りなのか、がたつきがあり、非常に軽い感じで開け閉めすることができます。正規品はしっかりとした作りでヌルッといた感じで開け閉めできます。(個人差あり)

上記のような違いがありましたが、ワイヤレス充電には対応していました。

ケース蓋内側のシリアル番号などが記載されている部分も内容が異なりますが、きちんと記載されています。

AirPods本体を充電する端子部分の金属の位置が多少異なっていました。

AirPods Pro 本体を比較

本体は見た目だけでは見分けがつかないと思います。

AirPods本体に記載されているシリアル部分も印刷の濃さは違いますが、記載されていました。

イヤーチップ部分には違いがありました。
正規品は取り外す時にひっかける窪みがありますが、偽物(コピー品)にはありません。

AirPods Pro 本体とケースの重量を比較

正規品が56.5g、偽物(コピー品)が55.5gで1.0gのしか差がありません。
もっただけで偽物とわかったAirPodsとは違い、AirPods Proの偽物(コピー品)はもっただけではわからなと思います。

偽物(コピー品)をiPhoneに接続してみる

では、偽物(コピー品)をiPhoneに接続してみます。
正規品同様、ケースを開けてiPhoneに近づけると認識され、ケース裏面のボタンを長押しし接続待機にすると自動でペアリングされました。

バッテリー表示、充電中の表示を正規品と変わらず確認できるようです。

iPhoneのコントロールセンターで確認

接続が完了したのでiPhoneのコントロールセンターで操作してみます。
ここで正規品との違いがありました。ボリューム操作部分に表示されるアイコンがAirPods ProではなくAirPodsのアイコンになっています。
ただ、ノイズキャンセリングなどの操作部分はありました。

正規品をペアリング時のアイコン

iPhoneからAirPods Proのシリアルやモデル番号を確認

正規品のAirPods ProはiPhoneとペアリング時、iPhoneの設定→情報からシリアル番号やモデル番号を確認することができます。

偽物(コピー品)を接続時はこの項目自体が表示されませんでした。

偽物(コピー品)AirPods Pro 本体の性能は?

接続が完了したので、iPhoneに入っている音源を聴いてみましたが、中音域が全くないスカスカの音でした、さらに、ノイズキャンセリング機能があるかのように見えますが、実際は何の変化もありませんでした。ON状態もOFF状態も外部音取り込みも全く同じ状態でした。

また、正規品のAirPods Pro本体のコントローラー部分は感圧タッチですが、偽物(コピー品)はコントローラー部分をタップで操作する仕様でした。

結論-偽物AirPods Proは写真では見分けがつきません。

全てを徹底的に比較してみましたが、メルカリやラクマで販売しているものを購入前に正規品か偽物(コピー品)かを見分けるのは非常に難しいと思いました。
偽物(コピー品)の写真のみでは判断できないのとシリアル番号も正規のものを利用しているため、調べる方法がありません。

購入後であれば、タップ操作なのか、感圧タッチなのかの違いやiPhoneからAirPodsの情報を確認できるかどうかで判断できます。

かなり精密な作りなので、初めて購入したAirPods Pro[MWP22J/A]が偽物(コピー品)の場合は、気づかずそのまま正規品と思って利用してしまうと思います。

結論、1万円程度で販売されているAirPods Pro[MWP22J/A]には手を出さないことをお勧めします。

2件のコメント

  • すごくおもしろい比較でした。中国のコピーものは本物と比較すると作りが雑なところがあったり、実際に品質に難があったりするようですが、正直、細部のコピーのクオリティが高いですね。本体や充電ケースの難しいところにもシリアル番号が印刷されていたり、無駄にクオリティが高いですね

  • さくらさん
    コメントありがとうございます。
    かなり頑張ったコピー品でした。
    今回のものはノイズキャンセリング機能は動作しませんでしたが、実際に動作する(らしい)ものもあるようです。
    この記事を公開することによってちょっとでも騙される購入者が減ることを願います。
    正規品のAirPods Proは音質、ノイズキャンセリング機能や感圧タッチなど素晴らしい商品なので是非、正規品を利用して体感していただきたいです

1件のピンバック

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