ストレスチェックをもっと簡単に。企業の実施・管理を効率化するストレスチェックシステムを開発しました

企業における従業員のメンタルヘルス対策は、これまで以上に重要になっています。

仕事の内容、人間関係、職場環境、長時間労働、業務量など、さまざまな要因によって心理的な負担を感じる従業員は少なくありません。

こうした中で、企業が従業員のストレス状況を把握し、職場環境の改善につなげるための仕組みとして「ストレスチェック制度」があります。

そこで今回、企業におけるストレスチェックの実施・管理をよりスムーズにするための「Stresscheck ストレスチェック管理システム」を開発しました。

本記事では、ストレスチェック制度の概要から、今回開発したシステムの機能、実際の運用イメージまで詳しく紹介します。

ストレスチェックとは?

ストレスチェックとは、従業員が自身の心理的な負担の程度を把握するために行う検査です。

厚生労働省によると、ストレスチェック制度の主な目的は、労働者自身のストレスへの気付きを促すこと、そして職場環境の改善につなげることです。つまり、単純に「ストレスが高い人を見つける」ためだけの制度ではありません。

自分自身の状態を振り返るきっかけを作り、必要に応じてセルフケアや医師による面接指導などにつなげ、さらに職場全体の環境改善につなげていくことが重要になります。

ストレスチェック制度は今後さらに重要に

これまで、ストレスチェックの実施義務は原則として常時50人以上の労働者を使用する事業場が対象でした。

しかし、2025年5月に公布された改正労働安全衛生法により、50人未満の事業場についてもストレスチェックが義務化されることになっています。

厚生労働省は2026年6月時点で、50人未満の事業場について「令和10年4月1日からストレスチェックが義務化される」と案内しています。

これまで比較的小規模な企業では、

「従業員数が少ないので紙で管理している」

「Excelで回答状況を管理している」

「メールで個別に案内している」

「毎年のストレスチェックの準備に時間がかかる」

といった運用も考えられます。

しかし、対象となる企業が広がることで、ストレスチェックを継続的かつ効率的に実施できる仕組みの重要性はさらに高まると考えられます。

ストレスチェックの運用で発生する課題

ストレスチェックそのものは、質問に回答してもらうだけなら、それほど複雑ではありません。

一方で、企業側の担当者が実施する場合には、さまざまな管理業務が発生します。

例えば、

・対象となる従業員の登録
・従業員情報の管理
・受検案内の作成
・受検用URLの送信
・回答状況の確認
・未受検者の確認
・結果の確認
・従業員への案内
・毎年の実施準備

などです。

従業員数が増えるほど、こうした作業を手作業で管理するのは大きな負担になります。

特に「誰にメールを送ったのか」「誰がまだ回答していないのか」といった進捗管理は、Excelやメールだけで行うと確認に時間がかかる場合があります。

そこで今回、こうした管理業務を一つのシステムにまとめました。

Stresscheck ストレスチェック管理システム

今回開発したのが「Stresscheck ストレスチェック管理システム」です。

Stresscheck ストレスチェック管理システム

コンセプトは、

「こころの健康を、見える化する。」

です。

ストレスチェックの実施から、従業員管理、回答状況の確認、結果確認、受検案内まで、企業側の管理業務を一つのシステムで扱えるように設計しています。

主な機能

1.企業・従業員管理

まず、ストレスチェックの対象となる企業や従業員を管理できます。

従業員情報はシステム上で管理できるほか、CSVによる一括登録・更新にも対応しています。

従業員数が多い企業の場合、一人ずつ登録するのではなく、CSVを利用してまとめて登録できるため、初期設定や更新作業の負担軽減につながります。

例えば、

「今年入社した従業員を追加する」

「退職した従業員を更新する」

「部署や所属情報を更新する」

といった作業にも利用できます。

2.回答状況を一覧で確認

管理画面では、ストレスチェックの回答状況を確認できます。

対象者数や回答済み人数、回答率などを把握しやすくすることで、実施状況を一目で確認できるようにしています。

例えば、

「対象者は何人いるのか」

「現在何人が回答済みなのか」

「まだ回答していない従業員は誰なのか」

といった情報を確認できます。

ストレスチェックを実施する担当者にとって、全体の進捗状況を把握できることは重要です。

3.ストレスチェック結果の確認

回答された内容について、結果を確認できる機能も搭載しています。

個人の結果画面では、判定やレーダーチャートなどを利用して、結果を視覚的に確認できるようにしています。

数字だけを表示するのではなく、視覚的に状態を確認できることで、結果を把握しやすくすることを目指しました。

ただし、ストレスチェックの結果は非常にセンシティブな情報です。

そのため、システムを導入する企業側では、誰がどの情報を閲覧できるのか、個人情報・健康情報をどのように管理するのかなど、制度上必要な運用体制を十分に検討する必要があります。

4.メールの一括送信

ストレスチェックを実施する際には、対象となる従業員へ受検案内を送る必要があります。

Stresscheckでは、対象者へ診断ページのURLをメールで一括送信できるようにしています。

さらに、

・送信済み
・未送信
・エラー

などの送信状況を確認できるようにしています。

これにより、

「この人には送ったかな?」

とメールソフトを検索して確認する必要を減らし、システム上で送信状況を確認できます。

5.メールテンプレート

毎年ストレスチェックを実施する企業の場合、案内メールを毎回ゼロから作成するのは手間になります。

そこで、メールテンプレートを利用できる仕組みを用意しています。

あらかじめ案内文を登録しておけば、次回以降のストレスチェックでも利用しやすくなります。

担当者が変わった場合でも、一定の形式で案内を行いやすくなる点がメリットです。

システムを利用したストレスチェックの流れ

Stresscheckでは、基本的な流れを3ステップに整理しています。

STEP1 対象者を登録

まず、ストレスチェックを受ける従業員を登録します。

従業員数が多い場合にはCSVによる一括登録を利用できます。

STEP2 受検案内を送信

対象者を確認し、ストレスチェックの案内をメールで送信します。

対象者ごとの送信状況も確認できます。

STEP3 結果を確認

従業員がストレスチェックに回答すると、管理画面から回答状況や結果を確認できます。

この結果を必要なフォローにつなげていきます。

このように、

「登録 → 案内 → 回答 → 結果確認」

という流れをシステム上で管理できるようにしています。

ストレスチェックは「実施して終わり」ではない

ストレスチェックで重要なのは、単に質問へ回答してもらうことではありません。

厚生労働省も、ストレスチェック制度について、労働者自身のストレスへの気付きを促すことに加えて、職場環境の改善につなげることを制度の目的として示しています。

そのため、

「何%の人が回答した」

「高ストレス者が何人いた」

という数字だけを見るのではなく、その結果を今後の職場環境改善にどう活用するかを考えることが重要です。

例えば、

・業務量の偏り
・長時間労働
・職場内のコミュニケーション
・人員配置
・管理職とのコミュニケーション
・休暇取得の状況

など、さまざまな要素を考えるきっかけになります。

また、ストレスチェックの個人結果の取扱いについては、従業員のプライバシーに十分配慮する必要があります。

システムを導入すれば制度運用が自動的に完了するわけではなく、実施者、管理者、産業医等の関係者の役割や情報の取扱いについて、企業側で適切な運用ルールを整えることが重要です。

これからのストレスチェックは「効率化」も重要

ストレスチェックの対象企業が広がっていく中で、毎年の実施作業をできるだけ効率化することも重要になります。

特に小規模企業では、専任の人事・労務担当者がいないケースもあります。

厚生労働省も、50人未満の事業場向けに2026年2月に実施マニュアルを公開し、プライバシーを保護しながら現実的・実効的に実施できる体制や方法を示しています。

これからストレスチェックを導入する企業にとっては、

「できるだけ担当者の負担を減らす」

「対象者を正確に管理する」

「案内漏れを防ぐ」

「回答状況を把握する」

「結果を適切に管理する」

といった視点がますます重要になるでしょう。

Stresscheckで企業のストレスチェック運用を効率化

今回開発したStresscheckは、ストレスチェックに関する企業側の管理業務をできるだけシンプルにすることを目的としたシステムです。

従業員・企業管理、CSV登録、回答状況の確認、結果確認、メール一括送信、メールテンプレートなど、ストレスチェックの実施に必要となる管理機能を一つのシステムにまとめています。

特に、

「Excelやメールだけでストレスチェックを管理するのが大変」

「毎年のストレスチェック実施作業を効率化したい」

「未回答者を簡単に把握したい」

「従業員への案内をまとめて送信したい」

といった企業にとって、システム化を検討するきっかけになることを目指しています。

今後も実際の企業運用を想定しながら、より使いやすいストレスチェック管理システムへ改善していく予定です。

ストレスチェックは、従業員の健康状態を把握するだけの仕組みではありません。

従業員自身が自分の状態に気付き、企業が職場環境を見直すためのきっかけにもなります。

そして、その取り組みを継続していくためには、担当者が無理なく運用できる仕組みも重要です。

「こころの健康を、見える化する。」

Stresscheckは、企業におけるストレスチェックの実施・管理を、よりシンプルでスムーズにするためのシステムです。

ストレスチェックの効率化やシステム導入を検討している企業の方は、ぜひ一度ご覧ください。

Stresscheck ストレスチェック管理システムを見る

※本システムの利用・運用にあたっては、労働安全衛生法その他の関係法令、厚生労働省の最新のガイドライン・マニュアル等を確認し、必要に応じて産業医、医師等の専門家に相談してください。本システムの利用だけで法令上の義務をすべて満たすことを保証するものではありません。

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