Apple Watch ECG機能の設定が可能? ヘルスケアアプリ-心電図(ECG)日本語対応済み
iOS14.2、WatchOS7.1の環境で、iPhoneのWatchアプリ内の「心臓」から心電図(ECG)の設定が可能になっています。
心電図(ECG)とは?
心臓が原因で、脈の乱れ、胸の痛み、動悸などの症状がある方に、不整脈や挟心症、心筋梗塞が起こっていないかを調べることができます。
また、Appleの公式の発表では下記のような記載があります。
“心電図” Appは、Apple Watchで使用する、ソフトウェア単体のモバイル・メディカル・アプリケーションです。第1誘導に相当する1チャンネルの心電図(ECG)を作成、記録、保存、転送、および表示します。“心電図” Appは、分類可能な波形に基づき、心房細動(AFib)が存在するかまたは洞調律であるかを判断します。“心電図” Appは既知の不整脈のあるユーザにはお勧めしません。
“心電図” Appはオーバー・ザ・カウンター(OTC)で使用します。“心電図” Appによって表示される心電図データは、情報提供のみを目的とするものです。ユーザは、資格のある医療従事者に相談することなく、このデバイスからの出力に基づいて臨床行為を解釈したり受けたりしてはなりません。この心電図の波形は心房細動(AFib)と通常の洞調律を区別するためのリズム分類を補うものであり、従来の診断または治療方法に替わるものではありません。
2020年9月に日本で医療機器としての承認を取得
心電図アプリは日本では認可されていないため利用できない状況でしたが、2020年9月4日に「心電図」アプリが医療機器としての承認を取得しています。
心電図アプリの設定
iOSのWatchアプリを起動します。
「マイウオッチ」内のアプリケーションのリスト内にある「心臓」をタップします。
「心臓」内にある「心電図」の「”ヘルスケア”で”心電図”Appを設定」をタップします。
ヘルスケアアプリの「心電図(ECG)」が開きます。「”心電図”Appを設定」をタップします。
生年月日を入力し「続ける」をタップします。
ここまでは全て「日本語」にローカライズされ設定もサクサク進みますが、いざ設定を完了させようとすると「“心電図”Appはこの知己では使用できません。」とアラートが出て、完了することができませんでした。
心電図(ECG)の日本での対応も近い?
設定ページや各種説明が全て日本語にローカライズされ、2020年9月4日には医療機器としての承認を得ているので利用できる日も近いのではないでしょうか?
心電図(ECG)はApple Watch Series4から利用可能な機能となっています。