オンライン診療やリモートでのサービスに利用可能な決済方法

コロナウイルス感染拡大防止策として、医療機関などがオンライン診療に対応しています。その際代金をどのように支払うか問題になります。
今回はPayPalを利用して無料で簡単に決済を導入する方法を紹介します。
PayPalとは
無料で導入できるクレジット決済代行サービスです。
アカウント開設費・初期費用・月額手数料「無料※1」。銀行口座への引き出しも基本「無料※2」です。
他の代行サービスと違い、初期費用や月額費用などはかかりません。
※1 ペイパル+カード(ウェブペイメントプラス)をお申し込みの場合は、3,000円/月がかかります。
※2 残高を銀行口座へ引き出す金額が5万円未満の場合 250円/件の手数料がかかります。米国の銀行口座への引き出しには2.5%の手数料がかかります。金融機関により別途手数料がかかる場合がございます。ご利用の金融機関にお問い合わせください。
2020/5現在

PayPal決済利用時の手数料
通常は決済金額の3.6%+1決済40円が必要となります。
1,000円の決済が行われた場合、36円+40円=合計:76円の手数料がかかります。
少額決済【マイクロペイメント】
ただし、2,000円以下の決済が多数を占める場合は「少額決済」を利用する方がコストが安くなります。
少額決済利用時は5%+1決済7円となります。
1,000円の決済が行われた場合、50円+7円=合計:57円の手数料となり、通常時より19円安くなります。

少額決済【マイクロペイメント】の導入には申請が必要です。
下記ページ下部の「少額決済用手数料の申請方法」から申請可能です。
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/micropayment

PayPalに電話で問い合わせる方法は「PayPal オプションなどの申し込みでオペレータと直接話す。」で記事にしていますので参照してください。
請求書を作成
PayPalのカウントでログインします。

トップページ左側にお客様のメールアドレス、商品の説明、金額を入力し「請求書を作成」ボタンをクリックします。

支払い用URLをメールで送信
「請求書を作成」ボタンをクリックすると請求書編集ページが表示されます。
ここでは、割引や、商品の追加、メッセージ、ファイルの添付などができます。


問題がなければ「送信」ボタンをクリックすることで指定した「メールアドレス」宛に支払い用URLが送信されます。


請求書の受け取り(お客様)
請求書の送信が完了すると、お客様がメールを受信します。
メール内の「請求書の表示および支払い」から決済を行うことができます。
メッセージを入力している場合はメッセージも表示されます。

請求書の確認、支払い
メール内の「請求書の表示および支払い」をクリックすると請求書が表示されます。ページ上部にある「○○○円を支払う」から決済可能です。

「○○○円を支払う」をクリックしメールアドレスもしくは電話番号を入力し「次へ」をクリックします。

銀行を利用の場合はPayPalのアカウントが必要となりますが、PayPalで支払う場合は、そのままカード情報などの入力画面へ遷移します。

入力が完了したら「同意して支払う」をクリックして完了です。
支払い状況の確認
支払いが完了するとPayPalアカウントのメール宛に完了のメールが届きます。

また、PayPal管理画面でも支払い完了を確認することができます。

返金処理
何らかの理由で返金が必要になった場合は「取引詳細」より「返金処理」が可能です。
取引詳細の「返金を実行」ボタンより返金を行えます。

返金実行画面では、返金額の変更やメッセージを記載することができます。
入力が完了したら「返金を実行」をクリックして完了です。

返金時の注意事項
返金処理を行っても1決済の手数料:40円もしくは7円は決済完了時にPayPalに支払い済みですので、PayPal残高が返金したい金額以上残っている必要があります。
もし、残高が返金額以下の場合は「技術的な理由により、現時点でどのような返金もできません。しばらくしてから再度お試しください」となり返金することができないので注意が必要です。

まとめ
現在、オンライン診療などが増えてきているため、代行会社と契約し導入できるまで非常に時間がかかるようです、早急に導入したい場合は、お手軽でしかも無料で始められるPayPalがお勧めです。
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