macOS トラブル対応用の管理者権限アカウント
macOS利用中にバージョンアップや設定変更などで利用中のアカウントでログインできない、その他トラブルに遭遇することがたまにあります。
そんな時「管理者権限」のアカウントを別で用意していると、そのアカウントからトラブル中のアカウントの修復やパスワードの変更などができます。
管理者権限のアカウントを作成
システム環境設定を起動
まずはシステム環境設定を起動します。
起動したら、「ユーザとグループ」をクリックします。
通常は現在利用中のアカウントとゲストユーザーが表示されています。
ここに「管理者権限」を付与したアカウントを追加します。
鍵マークをクリックしロックを解除します。
パスワードは利用中のアカウントのパスワードです。
アカウントを新規追加
ロック解除ができたら、プラスマークをクリックしてアカウントの追加画面を開きます。
「新規アカウント」項目のプルダウンメニューより「管理者」を選択してください。
「管理者」を選択したらアカウント名やパスワードなどを入力し「ユーザーを作成」をクリックしてください。
アカウントの追加完了
アカウントの追加が完了したら、画面左側にアカウントが表示されています。
今回はアカウント名「admin」を追加してみました。
macOSを再起動
完了したら、ユーザーの切替か再起動で、ログインユーザーを変更することができます。
再起動した場合は、最初にログインするユーザーを選択します。
トラブル時はこちらから「admin」を選択して起動すれば、まっさらな状態(初期設定の状態)でmacOSにログインすることができます。
まとめ
これで「管理者権限」を付与したアカウントの作成が完了です。
トラブルはないことに越したことはありませんが、特に容量も食わないので利用しているアカウントとは別に「管理者権限」のアカウントを作成しておくことをお勧めします。
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