ConoHa VPSでSSH接続する方法|初心者向けに接続手順を解説

ConoHa VPSを契約したら、サーバーの設定やWebサイトの構築、Java・PHP・MySQLなどの開発環境を整えるために、SSHを使ってサーバーへ接続することができます。

SSH(Secure Shell)は、インターネット経由でサーバーへ安全に接続し、コマンドを実行するための仕組みです。ConoHa VPSでは、MacやWindowsなどのパソコンからSSH接続してサーバーを操作できます。

この記事では、ConoHa VPSへSSH接続する基本的な方法から、接続できない場合の確認ポイントまで、初心者向けに解説します。

VPSを追加する

ConoHaの管理画面「+追加」からVPSの追加を行います。

サービスはVPSを選択

イメージタイプは「OS」で今回はUbuntuを選択しました。

料金タイプやプランを選択し、rootのパスワードを入力します。

※ここで入力したパスワードがSSH接続で利用するパスワードです。

次に「オプションを見る」をクリックし

セキュリティーグループとSSH Keyの設定を行います。

※SSH Keyを設定するにはあらかじめSSH KeyをConoHaの管理画面で発行し秘密鍵をダウンロードしておく必要があります。

セキュリティーグループの「+」をクリックし「IPv4v6-SSH」を選択します。

SSH Keyをあらかじめ登録している場合は「キーを選択」をクリックしパブリックキーを選択から任意のキーを選択します。

※SSH Keyを利用する場合はパスワードでのログインができなくなります。

設定が全て完了したら「追加」をクリックしサーバーを作成します。

SSH接続に必要な情報

ConoHa VPSへSSH接続するには、基本的に以下の情報が必要です。

  • VPSのIPアドレス
  • SSHのポート番号
  • ユーザー名
  • パスワード、またはSSH秘密鍵

ConoHa VPSを契約すると、管理画面からサーバーのIPアドレスなどを確認できます。

一般的なLinuxサーバーではSSHのポート番号として「22」が使われます。ただし、サーバー側でSSHポートを変更している場合は22番ポートでは接続できません。

例えば、SSHポートが22の場合、MacやLinuxでは次のようなコマンドを使用します。

ssh root@123.456.789.012

ポート番号が変更されている場合は、-pオプションを指定します。

ssh -p 2222 root@123.456.789.012

「2222」の部分は、実際にサーバーで設定されているSSHポート番号に変更してください。

MacからConoHa VPSへSSH接続する

MacにはSSHクライアントが標準で搭載されているため、特別なソフトをインストールしなくてもSSH接続できます。

まず「ターミナル」を起動します。

その後、以下のように入力します。

例えば、

と入力します。

初回接続時には、サーバーのホストキーについて確認するメッセージが表示される場合があります。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?

接続先のIPアドレスが自分のConoHa VPSのものであることを確認したうえで、

yes

と入力します。

その後、パスワードを求められたら、VPSに設定したパスワードを入力します。

なお、パスワードを入力しているとき、ターミナル画面には文字が表示されません。入力されていないように見えても正常なので、そのままパスワードを入力してEnterキーを押します。

SSHポートを確認する

SSH接続で特に注意したいのが「ポート番号」です。

通常は22番ポートですが、セキュリティ対策などのためにSSHポートを変更している場合があります。

例えばSSHポートが「10022」の場合は、

ssh -p 10022 root@123.456.789.012

とします。

ポートを指定せず、

ssh root@123.456.789.012

とすると、SSHクライアントは基本的に22番ポートへ接続しようとします。

そのため、22番ポート以外を使用しているサーバーでは接続に失敗します。

「Connection refused」や「Connection timed out」といったエラーが表示された場合は、まずSSHポートが正しいか確認しましょう。

SSHサービスが起動しているか確認する

SSHポートが正しいにもかかわらず接続できない場合は、サーバー側のSSHサービスが起動しているか確認します。

Linuxでは、以下のコマンドでSSHサービスの状態を確認できます。

Ubuntuなどでは、

sudo systemctl status ssh

または、

sudo systemctl status sshd

を使用します。

正常に起動している場合は、例えば、

Active: active (running)

と表示されます。

一方、

Active: inactive (dead)

と表示されている場合は、SSHサービスが停止している可能性があります。

その場合は、サーバーのコンソールからSSHサービスを起動します。

sudo systemctl start ssh

環境によっては、

sudo systemctl start sshd

を使用します。

ConoHa VPSのコンソールを利用する

SSH接続できない場合でも、ConoHa VPSにはサーバーを操作するためのコンソール機能があります。

SSH接続ができない状態では、コンソールからサーバーへログインして原因を確認する方法が便利です。

例えば、SSHサービスが停止している場合や、SSHポートの設定を変更した後に接続できなくなった場合は、コンソールから設定を確認できます。

SSHの設定ファイルを変更した場合は、特に注意が必要です。

設定を変更した後は、SSHサービスを再起動する前に設定内容を確認することをおすすめします。

ファイアウォールも確認する

SSHサービスが起動していても、ファイアウォールによってSSHポートへの通信が遮断されていると接続できません。

UbuntuでUFWを使用している場合は、

sudo ufw status

で状態を確認できます。

SSHポートが22番の場合は、

sudo ufw allow 22/tcp

SSHポートを10022番に変更している場合は、

sudo ufw allow 10022/tcp

のように設定します。

ただし、使用しているファイアウォールやConoHa側のネットワーク設定によって確認する場所が異なるため、実際の環境に合わせて確認する必要があります。

SSH鍵を使って接続する方法

パスワードではなくSSH鍵を使って接続することもできます。

SSH鍵認証では、パソコン側に秘密鍵、サーバー側に公開鍵を配置します。

Macでは、例えば次のように秘密鍵を指定できます。

ssh -i ~/.ssh/id_ed25519 root@123.456.789.012

ポート番号も変更している場合は、

ssh -i ~/.ssh/id_ed25519 -p 10022 root@123.456.789.012

のように指定します。

SSH鍵を利用すると、パスワードを毎回入力せずに接続できるだけでなく、パスワード認証を無効にしてセキュリティを高める構成も可能です。

SSH接続できないときのチェックポイント

ConoHa VPSへ接続できない場合は、次の順番で確認すると原因を特定しやすくなります。

  1. VPSが起動しているか
  2. IPアドレスが正しいか
  3. SSHのポート番号が正しいか
  4. SSHサービスが起動しているか
  5. ファイアウォールでポートが許可されているか
  6. ユーザー名が正しいか
  7. パスワードまたは秘密鍵が正しいか

例えば、

Connection refused

の場合は、SSHサービスが停止している、ポート番号が違う、対象ポートでSSHが待ち受けていない、といった原因が考えられます。

一方、

Connection timed out

の場合は、ネットワークやファイアウォールによって通信が遮断されている可能性があります。

まとめ

ConoHa VPSへのSSH接続は、基本的にはターミナルから、

ssh ユーザー名@IPアドレス

と入力するだけで行えます。

ただし、SSHポートを変更している場合は、

ssh -p ポート番号 ユーザー名@IPアドレス

のようにポート番号を指定する必要があります。

SSH接続できない場合は、単純にパスワードを間違えているとは限りません。特に「SSHポート」「SSHサービス」「ファイアウォール」の3点を確認することが重要です。

また、SSH接続ができなくなった場合でも、ConoHa VPSのコンソールからサーバーへアクセスできる場合があります。コンソールを利用してSSHサービスや設定ファイルを確認すれば、SSH接続の復旧につなげられます。

ConoHa VPSをWebサーバーやJava・PHP・MySQLなどの開発環境として利用する場合、まずSSH接続を確立し、その後に必要なソフトウェアやサービスをインストールしていくとスムーズです。

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