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USB Type-C 利用するケーブルにより転送速度が異なる~検証方法

USB Type-Cがかなり普及してきましたが、外付けのストレージとしてSSDを利用する際、思ったように速度が出ない時があります。

速度が出ない要因は?

速度が出ない要因としては

  • エンクロージャーの問題
  • SSDの故障
  • USBケーブルの問題

などが挙げられます。
SSDの故障、エンクロージャーの問題は、それぞれSSDの交換、エンクロージャーの交換をすれば解決します。ただ問題の切り分ける際、どこに要因があるか調べる必要があります。

利用しているUSBの転送速度を確認する

利用しているUSBケーブルが原因で速度が出ないことが多々あります。macOSで接続しているUSBケーブルの転送速度を確認するには、USBを接続した状態で、Finderで「リンゴマーク」→「このMacについて」を選択します。

運動が表示されたら、「システムレポート」をクリックします。

開いたウインドウ内、左メニューの「USB」をクリックします。

接続されているUSB機器が表示されるので、接続しているストレージを選択、ウインドウ右下の詳細に「速度 最高5 Gb/秒」と表示されていればUSB3対応のケーブルだとわかります。

USB2のケーブルの場合は下記のように「速度 最高480 Mb/秒」と表示されます。

USBケーブルの違いによるベンチマーク

同じSSDをケーブルを変えて確認した結果です。ケーブルによる速度の違いは10倍程度変わってきます。

フォーマットは「Mac OS拡張」を利用しています。フォーマットに関する内容は下記の記事を参考にしてください。

ディスクの速度を測定するのに利用したアプリは「AmorphousDiskMark」です。

エンクロージャーに付属しているケーブルでもUSB2.0の場合がある

SSDを外付けSSDとして利用する「エンクロージャー」に付属しているケーブルでもまれにUSB3に対応していないものがあるようです。

以下のエンクロージャーに付属しているケーブルはUSB3.1 Gen2に対応しているのを確認しました。

FIDECO M.2 NVMe PCIE SSDケース USB3.1 Gen2(M-Key or B+M Keyのみ対応)2230 2242 2260 2280対応 変換アダプタ ポータブル ハード

ケーブルを変える

速度 最高480 Mb/秒」と表示された場合は、ケーブルを交換すれば問題は解決します。
充電用のType-C to Type-C などはほとんどがUSB2.0の規格でした。
下記のケーブルであれば問題ありません。

まとめ

USBの規格が多岐にわたり、わかりにくい状態になってきていますが、データ転送する際のケーブルには注意が必要です。

また、M.2のSSDの規格もNVMeSATAがあるので購入の際は気を付けてください。「NVMe」が高速なタイプです。
価格的、耐久性などを考慮して、個人的にお勧めなのは下記の「シリコンパワー」「Kingston」「Crucial」です。

シリコンパワー SSD 1TB 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP001TBP34A80M28
キングストン NVMe PCIe SSD A2000シリーズ 1TB(1,000GB) SA2000M8/1000G kingston 3D NAND NVMe PCIe Gen 3.0 x 4 M.2(2280)
Crucial MX500 1000GB M.2 Type 2280 SSD

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