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PHP 繰り返し処理(ループ処理)while、for、foreach 〜未経験の為のPHPプログラミング講座〜

前回の条件分岐と並んでPHPプログラミングでよく利用されるのが繰り返し処理(ループ処理)です。
繰り返し処理(ループ処理)の種類は主にwhileforforeachの3種類あります。

それぞれ個別に解説していきます。

繰り返し処理(ループ処理)-while

whileは与えられた条件式が真(true)の間、ループを繰り返し実行します。

while( 条件 ){ 与えられた条件がtrueの場合処理 }

ここで注意したい点は[ $i++ ]を記述しない場合 $i が永遠に6未満なので「無限ループ」となります。

「無限ループ」になると、永遠にループを繰り返すため、サーバーや開発環境のPCに高負荷をかけてしまいます。繰り返し処理(ループ処理)を行う場合は、この無限ループに気を付ける必要があります。

繰り返し処理(ループ処理)-for

whileとは別にforを利用してループ処理を行うこともできます。
記述方法は、whileよりも複雑になり、下記のように記述します。

for ( 初期化式; ループ継続条件式; 増減式 ) { 処理 }

ではwhileで実行した内容をforで記述してみます。

forの場合も「無限ループ」に気を付けてください。
例えば[ $i++ ]の部分を[ $i– ]と記述すると永遠に$iは6未満の状態となる為、無限ループとなってしまいます。

繰り返し処理(ループ処理)-foreach

whileとforはよく似たループ処理でしたが、foreachはwhileやforとはちょっと違った感じとなります。
foreachの記述方法は下記の2種あり、配列をもとにループ処理を行います。
配列については「PHP 配列-連想配列」を参照してください。

配列のforeach

foreach ( 配列 AS 値変数 ) { 処理 }

連想配列のforeach

foreach ( 連想配列 AS キー変数 => 値変数 ) { 処理 }

配列や連想配列から簡単に添え字や値を取得できるforeachはよく使うので覚えておきたいループ処理です。

配列のforeachをforで書くと次のようになります。

forで書くよりforeachで書く方が簡素に書くことができます。

まとめ

プログラミングでは避けては通れない繰り返し処理(ループ処理)ですが、頻繁に利用するので覚えるのも早いと思います。

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