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普通郵便(定形郵便)が不着事故-調査依頼〜返答までの流れ

8月の中旬頃に発送した定形郵便が届かないと購入者から連絡があり、郵便局に調査依頼しました。

定形郵便とは?

定形郵便とは、50g以内の重量で、荷物のサイズが最大:23.5cm × 12cm × 1cm、最小:14cm × 9cmの荷物(基本的には封筒の大きさ)を郵送する方法。料金は84円(2020/9現在)で郵便局、ヤマト運輸、佐川急便の中では最も安い配送方法です。

定形郵便のデメリット

定形郵便は追跡番号がないので荷物の追跡ができません、また、「損害賠償の対象とならないサービス」で下記のサービスは一切補償がありません。

  • 郵便物(手紙)で書留または代金引換としないもの
  • 郵便物(はがき)で書留としないもの
  • レターパック
  • ゆうメールで書留または代金引換としないもの
  • ゆうパケット

無くしては困るもの、高価なものは、書留(ゆうパックの場合はセキュリティサービス)で発送してくださいと郵便局のサイトに記載されています。

簡単に説明すると、発送した荷物がお届け先に届かなくても保証は一切ない発送方法とゆうことです。

定形郵便が届かなかった場合の対処方法は?

定形郵便が届け先に一向に届かない場合は、「郵便物等事故申告受付票」を記載して申請すれば、照査してもらえます。

郵便物等事故申告受付票のフォーマット
(管轄の郵便局によって異なる可能性があります。)

郵便物等事故申告受付票の記入に必要な情報は?

必要な事項としては下記の情報が最低限必要となります。

  • 差出人の情報
  • 受取人の情報
  • 荷物の特徴(封筒の色など)
  • 差し出し日時(ポスト投函した日時)
  • 投函したポスト、または郵便局

郵便局で申請すれば、局員の方が記入してくれます。
せどりなどでで1日に何通も出荷している場合は、覚えていない可能性もありますが、投函したポストまたは郵便局により荷物が集まる郵便局が異なるので、差し出し日時(ポスト投函した日時)投函したポストまたは郵便局は非常に重要なのでメモしておく必要があります。

調査報告を待つ

郵便物等事故申告受付票を提出すればあとは、報告を待つだけですが、最短でも2週間、最長で1ヶ月程度かかるようです。

今回は、8/11に発送した荷物は1週間経っても届かないので、郵便局に依頼したのが8/20でした。
その後、速達で「調査はしているが荷物が見つからない、引き続き調査をするので猶予をいただきたい」といった内容の手紙がとどいました。

不着事故調査結果の報告

その後、9/6に速達で報告結果が送られてきました。
内容は、郵便物の運送経路に従って引き受け郵便局、配達郵便局での調査、また、住所不明等で一時保管されていないか、誤配していないかなどを調べたが、郵便物は見つからなかった、との報告でした。

最終的には荷物は見つかりませんでした、前述のように「定形郵便」には補償がないので、中身などの保証は一切してもらえません。

不着事故調査で見つかることの方が多い

今回は荷物が見つかりませんでしたが、引き受け郵便局、配達郵便局での調査、また、住所不明等で一時保管されていないか、誤配していないかなど細かく調査してもらえるので、過去には「配送用のトラックの隅に落ちていた」「一時保管されていた」「荷物が多く遅延していた」など見つかることの方が多いです。

もし、荷物が届かなかった場合でも、諦めず「郵便物等事故申告受付票」で調査の依頼をしてください。
情報さえあれば、差出人でも受取人でも依頼は可能です。

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