レンタルサーバー-XSERVERを契約〜WordPress設定を試してみた
このブログもWordPressを利用していますが、原因不明のエラーや、バグの対処などで非常に安定のしない状態なので、別のサーバーに移行するか思案するため他社サーバーを調査してみました。
WordPressのエラーやバグは以前の記事を参照してください。
今回はXserver で一番月額が安い「X10」プランを試してみました。
10日間無料お試しから新規申し込み
今回は全て新規でXserverのアカウントも取得していないので「初めてご利用のお客様」から申し込みを行いました。
プランの選択
サーバーID(自動入力済み・変更も可)とプラン選択、WordPressクイックスタートのチェックは外したまま(チェックを入れると無料お試しが利用できません)、Xserverアカウント作成画面へ進みます。
Xserverアカウント作成
アカウント作成に必要な事項を入力します。
アカウント作成で入力したメールアドレス宛に「確認コード」が送信されるので入力します。
登録内容を確認します。
問題なければ「SMS・電話認証へ進む」をクリックします。
SMS・電話認証
登録を完了させる為には、SMS・電話認証が必要となりますので、SMSを受信できる電話番号を入力します。
SMSに届いた5桁の番号を入力し、申し込みを完了させます。
これで、申し込みが完了となります。
永久無料ドメイン
2020年10月31日まで永久無料ドメイン(キャンペーン特典)取得を行えるようです。
利用するにはサーバーのお試し終了後、支払いが完了したのちに取得可能なようです。
サーバー設定完了通知
申し込み後、翌日にサーバーの利用開始のメールが送信されてきました。
これでサーバーへログインすることができます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Xserver】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━XserverアカウントID : pho*****
メールアドレス : ********************@gmail.comこの度は当サービスをお申し込みいただき誠にありがとうございます。
Xserver カスタマーサポートでございます。サーバーアカウントの設定が完了しましたのでお知らせいたします。
〜省略〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】お申し込み内容について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━お申し込みいただいたサーバーアカウントの情報は以下のとおりです。
〜省略〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】管理ツールのログイン情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━エックスサーバーのご利用に必要となる管理ツールおよびログイン情報は
以下のとおりです。───────────────────────────────────
◆『Xserverアカウント』ログイン情報〜省略〜
——————————————————————–
※Xserverアカウントにログインすることで、ご登録情報の確認・変更、
ご利用期限の確認、料金のお支払い等の管理が行えます。
——————————————————————–───────────────────────────────────
◆『サーバーパネル』ログイン情報サーバーID : xs123456
サーバーパスワード : ********
サーバーパネル : https://www.xserver.ne.jp/login_server.php——————————————————————–
以下省略
サーバー管理画面へログイン
Xserverアカウント(旧インフォパネル)
下記画面が、Xserver「Xserverアカウント(旧インフォパネル)」へのログイン画面です。
申し込み時に作成したXserverのアカウントでログインします。
ログインが完了すると契約しているサーバーの情報がページ下部に表示されています。
ここからサーバーの管理画面へログインすることができます。
操作メニューの「サーバー管理」をクリックします。
サーバー管理画面
サーバー管理画面へ入りました。
ここで、サーバーに関するいろいろな操作を行えます。今回は検証として
- WordPress簡単インストール
- WordPress簡単移行
- ドメイン設定
- メールアカウント設定
を行いたいと思います。
WordPress簡単インストール
それではWordPressをインストールしたいと思います。
サーバー管理画面の「WordPress簡単インストール」をクリックします。
WordPressをインストールしたいドメインを選択します。(今回は初期ドメインを選択)
WordPressインストールに必要な情報を入力します。ブログ名、メールアドレスなどはインストール後も簡単に変更可能です。今回は新規でWordPressをインストールするのでデータベースは「自動でデータベースを生成する」にチェックを入れます。
入力内容に問題がなければ「インストールする」をクリックします。
インストールが完了すると、「サイトのURL」「管理画面のURL」など大切な情報が記載されているので必ずメモを取ってください。忘れてしまうとWordPressの再インストールとなります。
WordPressにログイン
インストール完了画面に記載されている「管理画面URL」へアクセスし「ユーザー名」「パスワード」を入力しWordPress管理画面へログインします。
Xserverでは最新のWordPressがインストールされていたのでアップデートの必要はありませんでした。
プラグインの確認
インストール直後のWordPressに入っているプラグインは下記の3つでひとつはXserver専用のプラグインのようです。こちらも全て最新バージョンが適応されていました。
WordPressの表示速度や状態を確認
まだ初期状態ですがXserverでのWordPressの表示速度や状態を、WordPressのプラグイン「Hummingbird」を利用して計測してみようと思います。
プラグインページ上部の「新規追加」をクリックしキーワードに「Hummingbird」と入力すれば結果が自動で表示されます。「Hummingbird」ないの「今すぐインストール」をクリックしプラグインをインストールします。
インストールが完了したら早速、パフォマンステストを行います。
Desktop、Mobile共に99でした。エラーも致命的なものではなく軽微なエラーが多少あるだけでかなり優秀な状態でした。
その他動作検証
現在利用中のサーバーで正常に動作しないグリッド表示もスクリプトの修正なしで正常表示されました。
また、「imagick」による画像編集も可能でした。
WordPress簡単移行
次に「WordPress簡単移行」を試したいと思います。
メニュー画面の「WordPress簡単移行」をクリックし移行先のドメインを選択します。
次に、移行元のWordPressの情報、移行先のディレクトリを入力します。
入力内容を確認し問題なければ「移行を開始する」をクリックします。
移行作業が開始されます。移行元のデータ量によって時間かかかる場合もあります。
今回はこのサイト自体をコピーしてみましたが、約10分ほどで完了しました。
移行先にしてしているディレクトリ構造により多少パスの変更など必要な場合があるようですが、プラグインやDB情報、アップロードしている画像全て正常に移行できていました。
※ロリポップにも同様の機能がありますがベータ版で画像の一部が移行できませんでした。
独自ドメインの登録
初期のままではXserverが提供する初期ドメインのみ利用可能ですが、独自ドメインを持っている場合はドメインを登録することで、Xserverで独自ドメインの利用が可能となります。
メニュー画面の「ドメイン設定」をクリックし、「ドメイン設定追加」タブをクリックします。
ドメイン名に登録したいドメインを入力します。
※ドメインのみ入力可能です。サブドメイン「www」などの入力はできない仕様となっています。
確認画面で入力内容を確認します。
今回のドメインは別サーバーで運用しているドメインのため「ネームサーバーがエックスサーバー指定のものになっていません」のアラートが出ています。事前にXserverのネームサーバーを指定しておくか、ドメイン追加後にネームサーバーを切り替えてください。Xserverで取得したドメインの場合はこの操作は不要です。
ネームサーバーやゾーン設定に関する情報は下記の記事を参照してください。
ドメインの追加が完了しました。
※無料独自SSLの設定に失敗しているのは登録したドメインが他社サーバーで運用しているためです。
メールアカウントの追加
次にメールアカウントを追加してみます。
※サーバーによってマルチドメインで運用する際、メールアカウントの仕様が異なるので、個人的には非常に重要な箇所です。
メニュー画面の「メールアカウント設定」をクリックし、メールアカウントを登録したいドメインの「選択する」をクリックします。
今回は、「すべてのドメイン」をクリックしたので、メールアカウント登録時に登録するドメインを選択するプルダウンが表示されています。
メールアドレス「@」以前を入力、利用したいドメインを選択、パスワード、容量、コメントの入力を行い「確認画面へ進む」をクリックして登録します。
※Xserverでは試用期間中はメールアカウントの追加はできないようです。
マルチドメイン利用時のメールの仕様について
先ほども記載した「※サーバーによってマルチドメインで運用する際、メールアカウントの仕様が異なる」ですが、さくらサーバーでマルチドメイン利用時は、ドメインごとにメールアカウントを作成することができません。
例えば、初期ドメイン(aaa.jp)、独自ドメイン2個(bbb.com、ccc.net)で運用しているとして、test@ccc.netのメールアカウントを追加したい場合
- test@aaa.jp
- test@bbb.com
- test@ccc.net
上記の3アカウントを追加することになります。
個別にメールアカウントを利用できればまだ問題ないのですが、さくらサーバーの仕様は「test@aaa.jp」「test@bbb.com」「test@ccc.net」のメールボックスは共通となっています。
test@ccc.net宛に届いたメールは「test@aaa.jp」でも「test@bbb.com」でも閲覧できてしまいます。
この仕様が問題で、数年前に「さくらサーバー」を解約した経緯があります。今現在(2020/8)もこの仕様は変わってないようです。
Xserverを利用してみて
試用期間中にメールアカウントの追加ができない制限があるので完全に動作を確認することができないのが厳しいところです。
ロリポップやさくらサーバーに比べて月額料金が高いXserverですが、管理画面の動作は軽快でストレスなく利用できそうでした。また、WordPressの移行機能は優秀で、完全に移行できたので、WordPressを利用していてサーバーを変更したい場合は簡単に引越しできます。
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