PHPフレームワーク「Laravel」MAMPにデプロイする
Composerを利用してインストールしたLaravelですが、デフォルトの状態では利用しづらいので、PHPの開発環境MAMPにデプロイします。
デプロイとは?
デプロイ(deploy)とは、簡単に説明すると「利用できるようにする」ことです。
「LaravelをMAMPにデプロイする」はMAMPでLaravelを利用できるようにすることを指します。
「利用できる」も様々ですが、今回はMAMPでLaravel専用の開発環境を構築するイメージです。
Laravelのプロジェクトを任意の場所に移動
まずは、「PHPフレームワーク「Laravel」の開発環境を構築する」で作成した、Laravelのプロジェクトを任意の場所に移動します。
今回は、MAMPで利用している「htdocs」内に「laravelapp」ディレクトリを移動しました。
この状態でも「localhost/laravelapp/public/」でLaravelの初期ページにアクセスすることは可能ですが、URLが長くなるので他のデータと差別化するために別途、Laravel用のホストを用意します。
MAMPを起動
今回は、ホストの追加がUIから簡単にできるMAMP PROを利用しています。
MAMPのメインウインドウHostsをクリックし、ウインドウ下部にある「+」をクリックします。
新しいホストを作成する画面が表示されたら「Empty」を選択し「Continue」をクリックします。
公開ディレクトリを選択するため「Choose」をクリックします。
公開ディレクトリとは?
公開ディレクトリとは、Webに公開するデータを格納する場所となります。通常レンタルサーバーなどでは「htdocs」「public_html」「httpdocs」「www」などが公開ディレクトリとして設定されています。
次に、Nameにドメイン名(.comや.infoなどはあってもなくてもどちらでも構いません)を入力
SSLの利用の有無を設定します。今回はSSLありで設定します。
各種設定入力が完了したら、「Create Host」をクリックします。
Hostの追加が完了したら「OK」をクリックし、MAMPのサーバーを再起動します。
ブラウザでLarabelのディレクトリにアクセスしてみる
nameで登録した文字列をブラウザのURLに記述しアクセスしてみます。
Laravelの初期画面が表示されれば正常に設定が完了したことになります。
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