gzip テキスト圧縮の有効化
2020年4月20日
2020年8月19日
Googleアナリティクスの「サイトの速度についての提案」で案内されたテキスト圧縮を行ってみました。
サイトの速度についての提案
Googleアナリティクスの「行動」→「サイトの速度」→「速度についての提案」から、サイトの改善に対する提案を確認できます。
各ページごとに提案の件数と提案内容へのリンクが設置されています。
圧縮が有効になっているか確認する方法
まず、利用中のサーバーが圧縮が有効になているか確認します。
確認は「https://lab.syncer.jp/Tool/Gzip-Checker/」で確認することができます。
「Content-Encoding: gzip」の記述があればすでに有効になっているようです。
テキスト圧縮の有効化
提案は様々な内容がありますが、今回は「テキスト圧縮の有効化」を確認してみました。
テキストベースのリソースは圧縮(gzip、deflate、または brotli)して配信し、ネットワークの全体的な通信量を最小限に抑えてください。
下記の表のような感じで減らせるデータ量の記載があります。
ではサーバー側でテキスト圧縮を有効化してみようと思います。
圧縮を有効にするには.htaccessに下記の内容を記述します。
サーバーにmod_deflateがインストールされている場合
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | <IfModule mod_deflate.c> SetOutputFilter DEFLATE #画像は圧縮しない SetEnvIfNoCase Request_URI \.(?:gif|jpe?g|png|ico)$ no-gzip dont-vary #その他は圧縮する AddOutputFilterByType DEFLATE text/plain AddOutputFilterByType DEFLATE text/html AddOutputFilterByType DEFLATE text/xml AddOutputFilterByType DEFLATE text/css AddOutputFilterByType DEFLATE text/javascript AddOutputFilterByType DEFLATE application/xml AddOutputFilterByType DEFLATE application/xhtml+xml AddOutputFilterByType DEFLATE application/rss+xml AddOutputFilterByType DEFLATE application/javascript AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-javascript AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-httpd-php AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-font-ttf AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-font-woff AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-font-opentype </IfModule> |
ファイルの拡張子を「.gz」にし圧縮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 | RewriteEngine On RewriteCond %{HTTP:Accept-Encoding} gzip RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !\.gz$ RewriteCond %{REQUEST_FILENAME}\.gz -s RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} \.js$ [OR] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} \.css$ RewriteRule .+ %{REQUEST_URI}.gz <FilesMatch "\.js\.gz$"> ForceType application/x-javascript AddEncoding x-gzip .gz </FilesMatch> <FilesMatch "\.css\.gz$"> ForceType text/css AddEncoding x-gzip .gz </FilesMatch> |
まとめ
gzipでテキストを圧縮することにより多少改善されました。
画像はすでに圧縮されている場合がほとんどなので、サーバーの負荷を減らすためにも、今回は除外しています。
画像を、さらに圧縮したい場合は、サーバーにアップロードする前にアプリケーションなどを利用して容量を抑える方法をお勧めします。
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