FTPクライアントから公開ディレクトリが見えない 原因究明〜対処

クライアント様のサーバーからサイトデータをダウンロードする為、FTPクライアンで接続するも公開ディレクトリが見当たらず、悪戦苦闘した為、備忘録として記事にしました。

サーバーはBizメール&ウェブ ビジネス

サーバーはNTTコミュニケーションズが運営する「Bizメール&ウェブ ビジネス」、前任の管理者は既にいないのでサーバー情報からFTP情報をなんとか探し出しアクセスするも公開ディレクトリが見当たらない。

通常のディレクトリ構造だと「www」内に「htdocs」や「public_html」などの公開ディレクトリが設置されているが見当たらず。

手動で「htdocs」を作成してみた

確認のため手動で「htdocs」を作成してみたが、パーミッションのエラーで作成不可。その他の名称の場合はディレクトリを作成できるので存在している可能性が高い。

サーバーコントロールパネルを調査

サーバーにログインして情報がないか確認してみた。

仮者の権限で操作できる「ファイルマネージャー」があったのでそこから確認。

FTPでアクセスした「www」ディレクトがあったのでアクセス。

やはり「htdocs」が存在していた。
ファイルマネージャーでは確認できるがFTP接続で確認できない原因として考えられるのが、

  • Apache(アパッチ)や.htaccessでの設定で意図的にしている
  • 以前ローカル環境で、対応していない記述を.htaccessに設定した時、.htaccessを設置しているディレクトリが見えない現象が起きたので、記述間違い。

この程度しか思い浮かばず、とりあえず.htaccessの内容を確認してみたがときにそれらしきものが見当たらなかった。

ファイルリストを確認していると「.ftpaccess」なるファイルが存在している。
個人的には初めて見るファイル名なので中身を確認。

「ファイルマネージャー」でのファイルの確認方法は、確認したファイルの「詳細」ボタンをクリックする。

.ftpaccessとは?

フォルダ単位で、FTPに関する設定を行うことが出来る設定ファイル。
「.ftpaccess」というファイル名に指定の記述をすることにより、FTP接続元の制限などを行うことができ、設置フォルダ以下の領域にその影響が及ぶ。

[IPアドレス]部分に許可したいIPアドレスを記述、複数記述も可能。

記述内容の説明

  • Order Allow,Deny
    許可、拒否の優先順位を指定
  • Deny from all
    「all」を指定し全てのFTP接続を拒否
  • Allow from [IPアドレス]
    指定IPアドレスからの接続を許可
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本書はApacheの基礎から導入(CentOS/Red Hat/Fedora/Debian/Ubuntu/Windows/Mac OS X)をはじめ、設定ファイルであるhttpd.confの解説、拡張モジュールを解説しています。また実際にHTTPサーバを構築、運用する際に必要な、パフォーマンスチューニング(マルチプロセッサ対応)、セキュリティ対策、大規模運用(負荷分散や高速化)、WebDAV機能や、コンテンツフィルタリング、トラフィック量やコネクション数の制御など最新の情報を解説、実際にHTTPサーバを運用していくのに必ず役に立ちます。

.ftpaccessを編集

.ftpaccessの中は下記の記述(※IPアドレスは変更しています

.ftpaccessでFTPアクセスのIP制限をかけていた。
とりあえず全てコメントアウトして「保存」をクリック。

再度FTPクライアントからアクセス

.ftpaccess内の記述を全てコメントアウトし、再度FTPクライアントからアクセスすると「htdocs」が確認できました。

まとめ

サーバーコントロールパネルを利用してhttp通信やftp通信を制限する設定はよく見かけるので解決が早いが今回は、サーバー内にファイルで設置されていたので、解決まで時間がかかってしまいました。

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本書はApacheの基礎から導入(CentOS/Red Hat/Fedora/Debian/Ubuntu/Windows/Mac OS X)をはじめ、設定ファイルであるhttpd.confの解説、拡張モジュールを解説しています。また実際にHTTPサーバを構築、運用する際に必要な、パフォーマンスチューニング(マルチプロセッサ対応)、セキュリティ対策、大規模運用(負荷分散や高速化)、WebDAV機能や、コンテンツフィルタリング、トラフィック量やコネクション数の制御など最新の情報を解説、実際にHTTPサーバを運用していくのに必ず役に立ちます。
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本書はLinuxの基礎からセキュリティまで、Webサーバーを運用するために身に付けるべき知識をまとめた書籍です。現在は多くの現場でLinuxによるWebサーバーの運用経験がエンジニアにも求められています。

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